皆さん、こんにちわ。
ブログを運営している
「おこづかい族 団長」です。
本日は、新聞広告を出稿する際に抑えておきたいポイントを解説していきます。

「販売会社の方」「広告代理店の方」
両方とも知っておけば間違いなし!
●新聞広告に関して、初心者の方
●広告の知識がない
●就職先が通信販売会社で、勉強をしたい
●広告(新聞広告)の勉強をしたい
ぜひ、1つでも当てはまれば、
最後までお読みください!
新聞広告を出稿するなら、
これを読めば知識がつきますよ。
それでは、解説していきましょう!
年商250億円以上の某通信販売会社で、マーケティング7年従事。
●オフライン(新聞・折込チラシ・TVCM・ラジオ)担当
●オンライン(インターネット広告)担当
上記、担当兼リーダー
販売会社視点からどのようにメディアを扱っているか、
私の部下に教えるように解説します。
まず初めに
この記事は、文字で淡々とした説明しません。
佐藤くん(部下)と団長(上司)との
やりとりから学んでいきます。

・独身22歳
・大学卒業後、通信販売会社に勤務
・入社後に販売促進部に配属
・広告未経験
・新聞広告から業務を開始

・通信販売会社の先輩社員
・マーケティング歴7年
分かりやすいように、
難しい言葉は嚙み砕いて解説していきます。
ぜひ、最後まで読んでいただき、
レベルアップしてくださいね(^_-)
【登場人物】
「佐藤くん」
販売促進部に配属後、
新聞広告の担当を任される。
初心者がゆえ、右も左も分からない。
「団長」
佐藤くんの育成担当。
新聞広告の運用について、
佐藤くんに教えていく直属の上司
【ストーリー】
新聞広告を学びながら、
新規顧客獲得をしていく
それでは、始めていきましょう!
新聞広告を学ぶ
販売促進部に配属した初日のことであった。

初めまして、佐藤くん
佐藤くんには新聞広告で当社の
新規顧客の獲得をしてもらうよ。

よろしくお願いいたします!
団長先輩でいいですか・・?
ところで、新聞広告というのは
何をしたら良いでしょうか?

まずは、「新聞メディアとは?」
何かから覚えてほしい。

新聞メディアとは・・

心配しなくても、
一つひとつ解説していくよ!
それでは、始めるね。
新聞メディアとは?その役割
まずは、新聞とは何か?また、その役割を掴んでいこう。
●不特定多数の人々を対象に、最新のニュースの報道と評論を主たる目的としている。
●一般的に同一のタイトルのもとに、ブランケット版・タブロイド判の形態で発行。
●通常は、一定の短い間隔(日刊、週刊、週2回など)定期的に発行
●日本では、発行規模から、全国紙・ブロック紙・地方紙に分けられる。
●発行の時間は、朝刊紙と夕刊紙に区分。
※図書館情報学用語辞典 第5版「新聞」の解説を抜粋・改変

要するに、
不特定多数の人に文字で情報を
届けるメディアなんだ。

ニュースや報道を伝えるためには、
「正確さ」が重要ですね。
信頼できるメディアってことですね!

良いところに気が付いたね。
新聞は、「信頼」が大事なんだ!

日本新聞協会のアンケートからも
信頼できるメディアと評価されているね。
●新聞の役割は、不特定多数の人に「情報を文字」で届けるメディア。
●だからこそ、「正確さ」が大事。
情報が信頼されているメディア

次に、どんな人が
購読しているのか解説するよ!
新聞の情報に触れる年代とは

なるほど。
どんな人が読んでいるか分かれば、
ターゲットが明確になるということですね!

その通り!
商品やサービスを売るための
ターゲット選定に役立つんだ!

データから分かる通り、
主に40代以上の方が多いメディアなんだ。
例えば、インターネット業界を見ておこう!


インターネットの利用率では、
60歳以上は落ちるんだ。
●年齢が高めの方なら、新聞メディアは良い
●新聞を購読=情報にお金を払える人
●能動的に情報を取りにいくメディア
●新聞は読むメディアなので、広告も読まれやすい

新聞メディアの懸念点も抑えておこう!
発行部数の減少
インターネットが普及した結果、ネットで無料でニュースを見れるようになったよね。
だから、お金を出して新聞を購読することがなくなってきているんだよ。

※朝刊・夕刊をセットにした部数で算出
年度ごとに、
徐々に減ってきているのがわかるよね。
このペースで減少をしていくと、
2030年には、2,000万部を割る見込みです。


デジタル時代では、
紙の新聞は減少していく見込み!
だから、新聞社もデジタルで
見えるようになってきているよ!
新聞とは?まとめ
メリット
●情報を正確に伝えるメディアだからこそ信頼性が高い。
●40歳以上の方との接触が多い。
●文字を読むメディアだから、広告も読まれやすい。
デメリット
●新聞離れから、
発行部数が減ってきている。
新聞”広告”とは?
新聞の全体像を掴んだところで、
広告の部分の解説をしていくよ。

まず、広告を出稿するなら
掲載面が重要だよ。
新聞の面について
- 【TV面】
番組や開始時刻を伝える。 - 【社会面】
社会の一般的な情報を伝える。 - 【地域面】
地域に密着した情報を伝える。 - 【BS・ラジオ面】
BSテレビ・ラジオの番組・時刻を伝える。 - 【スポーツ面】
スポーツ情報を伝える。 - 【文化面】
骨董品や美術などの情報を伝える。 - 【経済面】
株価や企業の業績などを伝える - 【国際面】
国際関連の情報を伝える。 - 【1面】
様々な情報の中でも1番伝えたい情報を伝える。

細かくは、まだあるけど、
まずはこれを覚えておこう!

色々な面があるんですね。
ちなみに広告を出すなら
どこの面が良いですか?

いい質問だね!
注目される面は、広告の接触も
多いと言えるからね!
●TV面
①新聞を開くと、1番最初に見える。
②テレビ欄を見る人が多い。
●1面
・新聞社の中でも1番伝えたい情報を入れている。
●地域面
・住んでいる地域に密着した情報がある。

ただ、広告との接触が良い面は、
費用も高いのが一般的だよ。
コストは企業によって様々!
新聞の段数について
新聞は、掲載するスペースを
「〇段」というように表現するよ。
※〇には、数字が入るよ。
例えば、この画像を見てみよう!

新聞段数のまとめ
- 1段×5個分 →全5段
- 1段×15個分 →全15段
- 全5段の半分 →5段1/2
などが一般的。

段数が多くなれば、
応じてコストも高くなるよ!
新聞の色展開について
新聞には「モノクロ(白黒)」「カラー」の
2パターンがあるよ。

それぞれの特徴を解説するね。

それぞれ、商品やサービスによって
使い分けがされます。
「安かろう悪かろう」ではなく、
目的に合わせて選ぶことが必要です。

イチゴのモノクロ風とカラーを見ていこう!
モノクロ風

カラー


佐藤くんは、どっちが美味しそうに見える?

カラーの方が断然美味しく見えます。
全然違って見えますね!

そうだよね!
商品に合わせて決めることが大事だよ。
ここまでをまとめておくね!
●新聞は「段」で数えます。
→全5段・全15段など
●段数が多くなれば、費用は高くなる。
●「モノクロ」「カラー」の2パターン
「モノクロ」→見映えにこだわらない。
「カラー」→見映えを良くしたい。

新聞広告が分かったら、
評価方法を解説していくね!
新聞広告の評価方法
まずは、評価するために、
マーケティング用語を覚えておこう。

新聞広告を出稿する上で必要な言葉は
ちゃんと覚えておこうね!
それでは、解説していくよ。
CPO(コストパーオーダー)
簡単に言うと、本商品の訴求に対して、
顧客1人を獲得するのに必要なコスト

回答例を挙げて解説するね。
一緒に考えてみよう!
- 佐藤商店では、「野菜販売」をしている。
- 新聞広告に全5段広告で出稿した。
- 10万円のコストをかけて、5件注文があった。
【回答】

このように、1人のお客様の獲得にかかった
「コストは2万円」というように計算をします。
CPR(コストパーレスポンス)
簡単に言うと、お試しや資料請求の訴求に
対して、顧客1人を獲得するのに必要なコスト

これも一緒に考えていこう!
- 佐藤商店では、「野菜販売」をしている。
- 新聞広告に全5段広告で出稿した。
- 10万円のコストをかけて、10件の資料請求があった。
【回答】

このように、1人のお客様に資料請求する顧客を獲得するのにかったのは「1万円」というように計算をします。
コスト(出稿費用)
新聞広告を出稿するのにかかる費用。

これは、分かりやすく図で
解説していくよ!

出稿のための「予算」は限られている。
まずは、低コストから出稿して、実績に応じて拡大をしていく。
お金が無駄にならないように、出稿することが大切だよ!
レスポンス・レスポンス率
簡単にいうと、広告を出稿して
どのくらい注文されたかということ。

これも、分かりやすく図で
解説していくよ!

どのくらい反応したのか。算出したものになる。
この図でいうと、レスポンス率は0.002%だね。
まとめ
●CPO
●CPR
●コスト
●レスポンス
解説はそれぞれの項目で、
忘れないようにチェックだよ!

あと、1つ忘れないように!
注文を受けるのに、
必要なことはなんでしょうか?

・・・・・
あっ、お問い合わせ先です!

おぉ~いいね!!
じゃあどのような方法があるか
次から解説していくね。
どのように注文を受けるか
注文を受けるには、いくつかの方法があるよ。
実際の広告を見ながら解説します。

この全5段広告では、3つの経路で受注を受けることができるよ。
①お電話で受ける
②FAX・ハガキで受ける
③インターネットで受ける

一つずつ解説していくよ!
お電話で受ける

コールセンターを設けることによって、
お電話で注文を受けます。
①会話できるため、ニーズを伺いやすい
②会話できるため、クロスセル・アップセルがしやすい。
①電話対応役を教育する必要がある。
②人件費が高い
クロスセルとは、購入した商品とは別の商品もセットで購入してもらうこと。
アップセルとは、同じ商品を1つでも多く購入してもらうこと。

クロスセル・アップセルは
必ず覚えておいてね!
FAX・ハガキで受ける

FAXやハガキで注文を受けることができます。
①注文を受けるコストが安い
②お電話が苦手な方からの注文を受けられる
①会話できないため、クロスセル・アップセルができない。
②お客様のニーズを伺えない。

人件費は安いけど、
お客様のニーズは伺えないんですね

そうなんだよ。
お客様のニーズは財産だから、
勿体なく感じるよね。
インターネットで受ける
今は、ネットで買い物が当たり前になったよね。
受注できる経路にインターネットは必須だよ。

インターネットには、
「検索」「2次元バーコード」で案内するといいよ!
①受注するためのコストが安い。
②お客様が24時間自宅で注文できる。
③商品ページがあるので、新聞広告よりも
多くの情報を届けることができる。
①ニーズ伺いができにくい。
→WEBアンケートなどで、コストをかけずにすることは可能だよ。
②会話できないため、クロスセル・アップセルがしにくい。

それぞれの受注経路の特徴が分かったかな?

メリット・懸念点はありますが、
受注経路は狭めない方がいいですね。

そうだね!
お客様に合わせて、
受注経路を用意するのが良いね!
広告の運用方法
(実績の上げ方)
ここまで、新聞の特徴や数え方など基本的なことを覚えてもらいました。
ここからは、どのように実績をアップさせていくか解説していきましょう!
PDCAサイクルを回そう
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)を行い、業務継続的な改善を行う考え方。

これは、実績を上げていく上での基本的な考え方です。
①「費用」「ターゲット」「どのような広告を出稿するか」
の3つの計画を立てます。
②実際に、広告の制作と出稿をする。
③広告の実績を評価する。狙ったターゲットが
注文してくれているか確認・分析
→実際は、CPOなどのレスポンスを確認する。
④分析・評価を踏まえて、どのように改善するか決めて
再度計画を立てる。
これが、PDCAサイクルを意識した新聞実績の改善方法です。

これが基本的な考え方だよ。
「広告」のテスト方法も解説するね!
スプリットランテスト
簡単にいうと、少しだけ広告の要素を変えてテストをすること。
たとえば、こちらの画像をみてください
パターンA

パターンB

パターンC


佐藤くん
何か違いに気づくだろうか?

「60歳の主婦の方へ」は一緒
だけどその後のコピーが違います。

正解だよ!
ターゲットに刺さるコピーを
見つけるための「テスト」なんだ!
具体的には、図のようにテストを繰り返すんだ!

- テストする。
- 評価する(〇or×)
- 実績の〇と△をもう一度テスト
プラス〇と△の要素を変えてテスト - これを繰り返す。

これが、実績の良いクリエイティブを
作る唯一無二のテスト手法だよ!

ありがとうございます!
まずは実践してみます!

知識と実践が伴えば、
すぐに新聞広告のマーケッターになれるよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
新聞広告を出稿するためには、知識と手法をしっかり覚えて使いこなさなければなりません!
一番の近道は、この記事を読む・・・笑
ぜひ、将来のマーケッターの
参考になればめちゃくちゃ嬉しいです。
マーケッター。
おこづかい族 団長でした!
またね~!!
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